大山祭

2024.01.03 17:15

こんばんは

元旦から大きな地震があり、被災されたみなさま心よりお見舞い申し上げます。
これ以上被害が拡大しないことを願っています。

明後日の1月5日(金曜日)は大山祭です。
伏見稲荷大社で毎年1月5日に行われる神事で、伏見稲荷大社の宮司及び祭員のみなさんが伏見稲荷大社背後にある霊山『稲荷山』の旧跡を参り、
神酒を供え、新年の五穀豊穣を祈願するものです。

 

当日の早朝、稲荷山の七神蹟(せき)に注連縄(しめなわ)を張る注連張神事(しめはりしんじ)が行われ、正午からの本殿祭の後、山上御膳谷において、故事にもとづき、斎土器(いみどき)と称するかわらけに中汲酒(なかくみざけ)をもり、これを御饌石(みけいし)と呼ばれる霊石の上に供えて生産豊穣を祈願するお祭りが行われます。
その後神職はお山を巡拝し、参列者もこれに従うようです。

 

参列した方には御神酒と『ひかげのかずら(日陰蔓)』がもらえるそうで、天岩戸あめのいわと開き神話内で天宇受賣命あめのうずめのみこと天照大神あまてらすおおみかみの再生を祈念して身につけた天之日影あめのひかげと同様のものであり、
生命力が強いことから縁起がいいとされています。一年中この美しい緑色を保つといい、小さくまとめて玄関に飾ると魔除けになるとのことです。

 

今年は6.7.8日が3連休ということもあり、正月休みと合わせて5日も休みにして大型連休にしている方がほとんどかと思われます。

ぜひお出かけのプランとして日本の伝統的な神事の見学を検討してみてください。